言葉を使えば「アート」になんでも

格調高い演説文や音楽の詩には、永遠に人々の心に刻まれるほど美しい言葉が使われています。アートとしても極めて価値が高いもので、美意識の極みによって作られます。演説文には修辞学の知識が最大限に活用されます。修辞学は古代ギリシャの時代から続く学問で、昔の政治家にとっては必須の教養でした。修飾語を多用して、複雑な演説文を完成させたキケロは古代ローマの政治家にして哲学者です。キケロが作り出したラテン語の言葉は、現代でも英語で使われています。 音楽の歌詞に使われる言葉には、作者の思いが込められています。アートとしての価値がある作品は、言語の違いを超えて世界中で愛されます。歌詞の言葉の響きは、音楽と合わさったときの調和も考えて作られます。韻を踏むなどの高度な技術が用いられることもあります。当て字を上手く使って、繊細な言葉を紡ぎだすこともできます。シンガーソングライターの人であれば、作詞と作曲を自ら行ってアートを表現します。

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